「二兎追うものは一兎も得ず」は間違いです

 「二兎追うものは一兎も得ず」は多くの方の脳裏には刻み込まれていると思います。
しかし、この諺が,今の時代に意味があるかと言えば、私は否定します。

 特に経営者は二兎も三兎も負うべきかと思います。
 問題は、経営力を分散することにリスクを感じると思います。
 
 何やってもリスクはあります。力を分散するリスクを
減らすにはどうしたらいいのかを考えればすぐわかることです。

 成功している多くの企業は今20年30年先をみて二股、三股かけています。
 もうこれからの時代は複数の思考を持たないと生き延びられない時代です。

 もう一つ良いことがあります。
 それは、思考を複数使いこなすと頭の回転がシャープになります。二つの事業は単なる比較ではないのです。
 パートナー企業が異業種であっても共通点を探せばいいのです。
 私は、必ずいくつかはあると思います。これが意外と相乗効果があります。
 
 私も二つの協会を運営しています。この協会との共通点を探して
協会運営に当たっています。
 視野が広がり、気づきが増える、その気づきを行動に移す。
 これの繰り返しです。

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