「トヨタの危機管理」を読んでいます。大きな企業だからこそ出来ることを当然
やっていると思えることもたくさんあります。
しかし、小ささな企業でもすぐに真似できることもたくさんあります。
中でも危機管理の捉え方がやはり違うように思います。
それは、危機に遭遇した際にどのような対応をしていくかでななく、
日ごろ行なっている業務の中に危機を想定した内容や仕組みが組み込まれています。
これは、100%ではなく1000%大切な危機管理と考えます。
その中にある一つに「社員教育」があります。
トヨタの社員の凄いところは、命令を待つのではなく「危機に際して、自分から手を上げ自主的に提案し、
いろんなことが行なわれている」ことです。
また、「工場では。非稼働日には、全員で改善に取り組み生産性が大きく向上した」とあります。
販売現場でも・・・・・・
つまり、コロナ禍で「困った。困った。」と社長さんや幹部社員が悩んでいるのではないのです。
日ごろの社員教育が危機になっても自分たちで考え行動していることです。
社員教育も「平穏な時にいかにしっかり働いてもらう」かではないのです。
危機管理に際してもそれぞれの強みを生かした貢献が出来る社員教育に切り替える必要を
感じました。
日本イノベーター能力検定協会は、付属研究所「ウッド・チップ」ではこのような時代の変化に
対応した「社員研修」を行っています。